知識と情報の小径【塾編】
塾にまつわる優れたコラムや興味深いコラムを紹介する小径です。
コラム
点数が取れない原因を探る。原因がわからないまま対策をしても無駄です。① 点数が取れない原因を探る。② 単純に勉強が足りていない場合③ 勉強はしているが点が上がらない場合④ そもそも勉強の仕方が間違えている⑤知識はあるがミスが多い。⑥問題を整理できないのに、図や表を書かない。図に書き込まない。 点数が取れない原因を探る単純に勉強が足りないのか、勉強はしているのに点が上がらないのか。まず、この2つに分類できます。 単純に勉強が足りていない場合まずは、コツコツ勉強することです。ただ、闇雲にやっても効果は出ないので、やるべき量を減らしてあげてからどんどん勉強しましょう。あまり手広くやらずに、何周もするように心掛けてください。 勉強はしているが点が上がらない場合①そもそも勉強の仕方が間違えている②知識はあるがミスが多い。③問題を整理できないのに、図や表を書かない。図に書き込まない。 ①そもそも勉強の仕方が間違えている。机には座って何時間も勉強しているが、なかなか点数が上がらないことがあります。こういった場合は、ただ闇雲に宿題をやり続け、ただクイズのように問題を解き続けて、暗記する時間がないことがほとんどです。原理原則を理解する時間ももちろんありません。まずは少ない量をしっかりと理解、暗記することです。 ②知識はあるがミスが多い。5年生の夏休みぐらいまでは成績がよく、それ以降だんだんと下がっている子によく見られる傾向です。真面目に勉強する子なので、知識は身についています。ただ、5年の秋以降になると、問題文が複雑になってきたり、1単元の量が増えたりすると、急にミスが増えることがあります。難しい問題が全く解けなくて点数が下がるのではなく、簡単な問題をミスって点数を下げます。上位のクラスにいて天狗になってくると、設問を読まなくなってきたり、筆算をきちんとやらなくなったり、字が汚くなり自分の字がよめなくなったりして、ミスを連発します。天狗でいる限り、直そうという気にならないところが本当に恐ろしいところです。わがままに育っていると、さらに事態は悪化してしまいます。これを直すには時には荒療治が必要です。本人の好きなようにやらせて、
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のクラスを落とす。模試で酷い偏差値を叩き出させる。 ③問題を整理できないのに、図や表を書かない。図に書き込まない。図を書くのが面倒くさい、今まで書いてないから書けない、図なんて書かなくても解ける!と錯覚している。こういう子は問題が複雑になれば必ずミスります。いろいろ言い訳をしますが、図を使って整理しない限り、常に綱渡り状態です。上がったり下がったり乱高下します。安定させるには、図を書いてコツコツ書き込ませる、常に手を動かして目で確認させる。これしかありません。『夢のような方法はない』ということを理解させることがとても重要になります。子供の状況に合わせて、いろいろと対応してあげてくださいね。 ・・・
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